設計事務所が積極的にPRなどの営業活動をはじめると、住宅メーカーや工務店はとても太刀打ちできないことはご存じでしょうか? 建物を完成させるまでの過程、考え方などが両者では全く異なるため、結果的に設計事務所や建築家に依頼する住まいの方が安価で高品質となっているのです。あなたはCMや情報誌などのイメージや住宅展示場に惑わされていませんか?
メーカーなどの提供する企画型注文住宅は、選択の幅が狭く、建売住宅に準じた仕様で標準的なプランや無難な外観に落ち着いてしまったり 、メーカー主導の追加変更によって事後報告で予算を大きくオーバーしてしまったりと、 必ずしも、希望通りの家づくりができず、完成後、後悔することも少なくありません。また、最終的な坪単価は、建築家に依頼する注文住宅とさほど変わりません。
住宅メーカーのような積極的なPR活動を行わないためか、意外と縁のない業界でわからないことが多く誤解されています。これまで建築家が手掛ける住宅はお金持ちなど特別な人のものと思われがちでした。また、 建築家に設計を依頼すると「建築家のエゴを強要されたり、建築費が割高になるのでは?」とも思われがちでした。
建築のなかで、最も奥が深く醍醐味のある分野は住宅であることは一般的にはあまり知られていません。実際には、一般の方の住宅を好んで設計する事務所はたくさんありますし、条件が厳しいほど熱心になる建築家も多くいます。また、設計事務所はメーカーのような大がかりな営業や広告に経費をかけないぶん、全ての予算を実作業に専念し、じっくり時間をかけ熟慮した計画の基で事業を進めることができます。
こんなかたは是非、設計事務所に依頼することをおすすめします。 ●徹底的にコストダウンしたい ●省エネや健康に配慮した住宅 ●耐久性の高い丈夫な構造 ●こだわりを持って、じっくり建てたい ●数社に見積をとり、納得して施工会社や金額を決めたい ●所有地が傾斜地など特殊な場合
では、設計事務所は具体的に何をしてくれるのでしょうか?
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